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「3.11」8年目の被災地

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8年前の14時46分。
私は横浜駅にいました。
その時にあの揺れが来たのです。
西口から東口のそごう横浜店までを繋ぐあの広い地下道。
左右にはJRや京急の改札がある、あのまっすぐな地下道です。
私は東横線に乗るために、西口側の一番端にいましたので、東口まで見渡せる位置で、あの揺れがおきました。
地下道がまるで生き物のように曲がりくねり、硬い物質がうねりを帯びる様を初めて目の当たりにしたのです。
私は一瞬で全てを理解し、すぐにロータリーまで戻り、タクシーにて社に向かいました。
まだ第三京浜も混んでおらず、30分ほどで事務所に着きましたが、やはり電車は直後に停止しており、タクシーに乗っていなければ 私も帰宅難民となっておりました。
その日に社員家族の安否確認後、停電している事務所に集まり、緊急体制を敷き、情報収集と各現場へ緊急出動をいたしました。
私も一度自宅に戻りましたが、姿見の鏡が倒れて床に破片が散乱しておりましたが、そのままにして荷物だけ持ち会社に戻りました。
それから約3カ月。
茨城県日立市・福島県いわき市・宮城県仙台市・宮城県石巻市にて 災害復旧隊として活動をいたしました。

現在の被災地【2019年2月現在】
死者15,897人(震災関連死含約22,100人)・
行方不明者2,533人・
避難者51,778人(原発避難者約32,600人)・
災害公営住宅3県29,000戸(98%完成)・
プレハブ仮設住宅3,418人

行方不明者が去年より12人減った発表ですが、現在も懸命に捜索されている方々に敬服いたします。

写真は8年前の復旧作業の一部です。

例年通り今年も「Yahoo!3.11検索」をお願いいたします。